2019年
12月 新基地建設に必要な土砂について防衛省は、外来種侵入を規制する沖縄県の「土砂条例」
適用を回避するため、県内で土砂調達しようとしていることが明らかに。
2020年
4月21日 防衛省、軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更の申請書を沖縄県に提出。
12月末 熊野鉱山を所有する開発業者が糸満市に開発許可申請を提出。
2021年
1月12日 熊野鉱山の開発許可申請を沖縄県が受理。
3月1日~6日 県庁前広場でハンスト 最終日、玉城デー知事が私服で訪れる。
4月15日 沖縄県議会が意見書を全会一致で採択。
4月16日 玉城デニー知事、措置命令発令を発表。知事、記者会見で説明。
開発中止、一部制限には踏み込まず。
4月19日 具志堅隆松さんと島ぐるみ宗教者の会が声明発表
4月20日 糸満市が風景づくり条例に基づき、開発業者に景観配慮の対策を勧告(5月20日を報告期限とす
る)
4月21日 防衛省および厚労省と交渉(具志堅、北上田)
4月23日 沖縄県環境部長と面談。措置命令についての説明受ける(谷、宮城、北上田)
5月1日 金武美加代さん、県庁前でハンストに入る(14日まで継続)
5月7日 謝花副知事、環境部長と面談(具志堅、谷、北上田)
5月14日 玉城デニー知事、措置命令を発表
5月15日 魂魄の塔前で集会
5月18日 豊見城市議会で開発業者を参考人招致
5月20日 豊見城市議会、全会一致で意見書採択
5月20日 糸満市経済部長、農業委員会局長と農地の問題、土地搬出ルートについて面談
6月19~23日 県庁前広場(19,20日)、平和祈念公園(21-23日)で再びハンストで県民にアピール
7月16日 開発予定の米須の鉱山で重機を使って草刈りなどの行っていたことに具志堅さん、北上田さん
らが県の措置命令違反だと抗議。県担当者は「開発の伴う工事ではないが、事前連絡がなかった
ので行政指導で作業の中止を求めた」と回答。
7月19日 県庁記者クラブで記者会見。南部土砂の採取に反対する意見書決議を要請する文書を全国1743
市町村議会の議長宛に送付すると発表。午後発送した。
8月14日、15日 “終戦記念日”の式典に合わせ、靖国神社近くで具志堅さんがハンストを決行。支援者約30人
とともに靖国参拝者にアピール行動。
9月1日 立憲民主、共産、社民、生活者ネットワーク、緑の党などの県連、県委員会に意見書採択を求め
る要請書220通を送付。
9月14日 衆議院第1議員会館で染田教授を呼び「安定同位体比検査」について学習会。その後、具志堅隆
松さん、上田慶司さんらが厚労省、外務省、防衛省と意見交換会。厚労省に集まった署名(3万3
千人分)を提出。DNA鑑定の集団申請を行う。
9月16日 南部土砂採取の賛否を求める「公開質問状」を主要政党の党首および自民党総裁選の候補者4人
に送付
9月21日 沖縄県の保護援護課長と意見交換(具志堅、岡田、鴨下、北上田)。設置道路に接するシーガ-
アブの調査について確認。魂魄の塔前の広場は業者に使わせないこと
を求める。
9月28日 24日締め切りとした「公開質問状」の回答結果を記者会見で発表。回答結果は新聞・ブログ記事
にあります。
10月4日 農政経済課長と意見交換(具志堅、岡田、谷、北上田)。業者の農地の転用申請書類の不備や道
路について修正、確認を求める
10月4日 県議会で比嘉みずき議員(共産)が、開発届について自然保護課長に質問。工期は短縮されたが
自然公園法の開発届に変更がない旨の回答を得る。敷地内の不法投棄問題も問題に。
10月8日 具志堅さんが県庁で記者会見。次期衆議院の沖縄選挙区立候補者と岸田首相に「南部土砂の採取
断念を国に求める考えがあるか」の質問状を提出すると発表。
10月15日現在、オール沖縄4候補からは回答が寄せられたものの、岸田首相からも県選出の保守
6候補からもいまだ回答なし。
10月19日 具志堅さんが戦没者遺族の小谷野浩さんと厚労省を訪れ、土砂採取の中止を求める沖縄県外の意
見書が109自治体になったと発表。また太平洋戦争で沈んだ軍艦の遺骨調査とDNA鑑定を求めた。
10月24日 「意見書可決」の状況をまとめたチラシを糸満市の2紙(タイムス、新報)に折り込む
10月28日 全国自治体へ12月議会で「南部土砂採取問題」の意見書を採択するようキャンペンーンを始める
11月2日 具志堅さん、北上田さん、谷さんらが県と交渉。南部土砂問題を設計変更申請の不認可理由に入
れるよう求める。
11月26日 12月議会に向け、沖縄県内の未採択の16自治体へ再度要請を行うことを決める。同時に全国の未
採択の自治体への働きかけも強める。
12月16日 公害等調整委員会第1回審理 北上田氏が審理傍聴、要請行動、参議院議員会館で集会
に参加
2022年2月 公害等調整委員会へのファックス要請行動
2月9日 遺骨の保全のための条例制定を求める陳情書を県議会に提出
3月27日 公害等調整委員会第2階審理 谷氏が審理傍聴、要請行動、参議院議員会館で集会に参
加
3月30日 「遺骨交じりの南部土砂を埋め立てに使用しないことを求める意見書」が全国自治体の
1割を超える215自治体で採択される
4月28日 「 屈辱の日」、県庁前広場で南部土砂の問題を訴える集会
4月30日~5月5日 具志堅氏、福島大熊町などで東日本大震災犠牲者の遺骨収集を行う
5月13日 辺野古設計変更不承認に南部土砂の人道問題、耐震設計の不足を不承認の理由に追加す
るよう県に要請書を提出
5月13日 公害等調整委員会の現地視察、熊野鉱山での抗議行動及び集会
5月15日 復帰50年、県庁前広場で南部土砂の問題を訴える集会
金武さんと県庁前でハンストをされていた喜屋武さんはお父様の戦争体験から行動へ至った思いを話された。お父様の母親は日本兵に泣く子はガマに入れないと言われ、幼い弟妹を弾雨の中外に連れ出したという。今も生存は不明。#沖縄戦は終わっていない #沖縄戦を埋めるな #沖縄の声を運んでください pic.twitter.com/jOBo6WLZC1
— 沖縄戦犠牲者の遺骨が眠る土を辺野古の埋め立てに使わせてはいけない (@ikotsuhakataru) May 17, 2021
「遺骨を全て取り切るのは無理です。現場に安置し、その場所を慰霊と平和を考える霊域にして、次の世代に戦争が事実であったと伝える場にするのが私は一番いいと思います。これが戦没者に対して我々が出来ることだと思います。」by具志堅さん5月15日集会#沖縄戦を埋めるな #沖縄の声を運んでください pic.twitter.com/bA99qFRYSC
— 沖縄戦犠牲者の遺骨が眠る土を辺野古の埋め立てに使わせてはいけない (@ikotsuhakataru) May 17, 2021